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福岡での現在の午前中のスケジュールは・・・
AM6:00に起き、果物とコーヒーの朝食。 AM6:30から1時間のウオーキング。 AM7:30からシャワー。 AM8:00から近所の整骨院で1時間のマッサージ。 AM9:00過ぎに家へ戻り30分くらいの朝寝。 AM11:00頃に福岡市内の食べたいと思う食事処へ、昼食を食べに出発。 午後は雑用処理や病院通い。 夕食後は1時間のウオーキング。 先日、たまたま朝の8時半頃(いつもより30分遅れ)に整骨院へいくためにエレベーターに乗ったところ、30才前後の奥さんと、4~5才位の幼稚園の制服を着た男の子、2才位の女の子と一緒になりました。 感じのよい奥さんが朝の挨拶をされました。 「おはようございます」と私が返すと、奥さんは「ちゃんとご挨拶しなさい!」と、わが子へ促しています。 子供たちが私に挨拶が終えた頃、エレベーターは1階フロアーへ到着し、男の子は扉が開くや15mくらい先の歩道へ向って走り出しました。 その時「危ないから止まりなさい!!」と奥さんの声が響きました。 でも静止を振り切り、子供は歩道へ飛び出し、角を曲がり姿が消えました。 次の瞬間、事はスロウモーションで起きました。 姿を消した子供が、後ろ向きにゆっくりと空を飛び戻ってきたのです。 そしてさらに、子供を追うように若い20台の女性が横向きに飛び、続いて二人を追うように自転車が飛んできました。 飛び出した子供と、女性が運転する自転車の衝突です。 本当は1~2秒の出来事でしょうが、私にはスロウモーションで実際より長く長く感じたのです。 子供は歩道へドン!と倒れ、その横に女性がドン!と倒れ、二人の上に自転車がガシャ!と落ちてきました。 二人とも色んな所を打ちつけ全く動きません。 私はすぐに自転車を抱え上げ少し離れた所へ移動させました。 この時すごい事が起きたのです。 母親は動かぬわが子には見向きもせず、倒れた女性に駆け寄ると肩をそっと抱き「大丈夫ですか!」と、いたわりました。 やっと気づいた女性は、見えない背中側に倒れている男の子に「大丈夫?ボク。大丈夫?ボク。」と小さな、かすれた声で何度も呟いています。 その顔は苦痛に歪み、小さな声が聞こえるだけで依然として身動き一つしません。 子供は気が付いたのか「痛いよ~!痛いよ~!」と声を上げだしました。 でも、あれだけ歩道に打ち付けられたのに泣いていません。 子供も女性も顔や手やひざなどに、みるみるアザが出来たり出血したりしています。 それにかまわず、母親はわが子に「立ちなさい!」「立って、ちゃんと謝りなさい!」と言いました。 子供はなんとかユラリと立ち上がると「ゴメンナサイ」と女性に気をつけ姿勢で謝りました。 母親は精一杯、子供に学習させているのです。 母親も、何度も、何度も女性に謝っています。 母親は女性へ、病院へ行きましょう!とも言っています。 女性もなんとか座り込み「いいのよ、ボク!大丈夫?ボク。」と子供の方を気遣っています。 私の出る幕はありませんでした。 ただ、ただこの三人に、感動しました。 母親に、子供に、女性に・・・ 私はこの数分後、車を駐車場から出しました。 すでに倒れた女性は走り去ったのか、そこにはいませんでした。 その時幼稚園の迎えの車がきました。 でも母親は迎えの先生に一言何かを言い、わが子を車には乗せませんでした。 きっと今から、わが子を病院に連れて行くのでしょう。 この毅然とした母親、倒れた心優しい女性、あなたたちは女神のように美しく私の中に焼き付きました。 幸せな日々が待っていることを、心よりお祈ります。 緊急の時に、その人間の本質は出ます。 あなたたちがいる限り立派な子供たちは育ちます。 こういう人を見るだけで心が豊かになり、嬉しくなりました。 過去同じようなハプニングの時に、お互いにののしり合ったり、母親はわが子だけを心配したりする場面を見ています。 こういう生きる価値の無いような人間にならないように、自分自身気を付けなくは・・・ プッツン・タイプの出来が悪い私は、特に注意が必要です。 「もう少し、大人になって!」と、ヨメに常々言われます。 「フン!無礼者め~!!」 (花シリーズ) なんの花?
by hiriver
| 2008-07-18 12:48
| 日本あれこれ
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