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南国ペナンにも、毎年クリスマスはやってくる。
私ら夫婦にとって、今年で6回目のペナンでのクリスマスだ。 KLでもバンコクでもクリスマスを迎えたが、どこも大がかりな飾り付けが11月初旬から始まり、12月になるとクリスマス・セールが加熱する。 この光景は世界中一緒だね・・・ でも、南国の方が、クリスマスに対する夢の世界が大きいのかも。 南国の彼らは、雪もスキーもソリも実際には観たことはなく、白銀の世界の想像だけが異常に膨らんでいるのだ。 それは、彼らと雪の話をするとよくわかる。 私はいつも彼らに、雪のことを説明する時に話すのは・・・ 「見渡す限り、どこまでもアイスカチャンで埋め尽くされる世界を想像しなさい。そしてそこに住む人々はみんなマイ・スプーンを持ち歩いていて、喉が渇くとせっせと雪を食べる。食べても食べても尽きることはない。だって、家が埋まるほど空からアイスカチャンが降ってくるのだ。」 これがいつもの私のジョークで、大うけする。 でも彼らのクリスマスの食に関して云えば、別段普段とは変わらぬみたいだ。 クリスマス・ケーキもロースト・チキンも飛ぶように売れるわけでもない。 みなクリスマスの街の賑わいを楽しみ、浮かれているだけなのだ。 そして、家族への、恋人への、ささやかな買い物を楽しんでいる。 我が家のクリスマス。 アルコールはシャンパン、白ワイン、ビールを・・・そしてケーキを用意。 トリが得意ではないヨメのリクエストに応え、メイン料理はハンバーグ。 牛と豚ミンチ1:1に炒めたタマネギを入れ、塩、コショウ、ガーリック、ターメリック、ナツメグ、砂糖、バター、醤油、ウスターソース、ケチャップ、ミルク、卵、トーストを挽いたパン粉を入れ練り上げ焼く。 ようは目の前にある香辛料や調味料を、なんでもいいから手当たり次第放り込めばいい。 マヨネーズだって、蜂蜜だって入れてもよい。 ソースは、フライパンに残った肉汁にワイン、ワイン・ビネガー、カップ1杯の水、コンソメ1個、トンカツソース、ケチャップ、ウスター・ソース、砂糖を入れ少し煮詰めるとトロみが出る。 強いトロみが欲しければ片栗粉を少々。 私の自慢のハンバーグは、肉汁が溢れ出る絶品の一品である。 ヨメが、お祝いや、来客の時にいつも私にリクエストする料理である。 そして、ヨメとプレゼントの交換。 私は自分でスカーフを2本と、上にはおるカッター・シャツを3枚を選び、ヨメに買ってもらった。 スカーフはこんな感じ・・・ ヨメへのプレゼントは、三日後の27日の誕生日の分も一緒にということで買ってあげた。 買った商品は、冬用のマフラー、ダブルのブレーザー、スカーフ3本、ブラウス1枚、ブラウスの上に重ね着するもの2枚。 商品を選んだのは私・・・でも、ヨメの好みも多少聞く。 冬用のマフラー 毛糸と麻を一体化させた奇妙で可愛いマフラーなので購入。 もちろん、日本の冬や旅先の寒い地域用。 常夏の南の島でも、デパートにはちゃ~んと冬物が売っているから面白い。 ダブルのブレーザー。 スカーフ3本。 ブレーザー以外に買った他の服と合わせると、ここんな感じの重ね着ファッションとなる。 よく似合う人間が着ると、ちょいとハイソで上品でリッチなマダムに見える。 どれもまあまあのセンスかナ~ッと!?私の一人よがり・・・ 「全部素敵~~♪♪」と、ヨメはご機嫌の大満足! だって普段から、うちのヨメは服を選ぶ時は必ず私の意見を聞く。 二人ともが気に入らないと、彼女はマズ買うことはない。 アホな、似たもの夫婦か・・・ しかしこのハイソ風さが、どの旅先でも毎度のようにホテルの部屋のグレード・アップをしてくれたり、いろんなサービスを受ける所以かも知れぬ・・・ だって夫婦共々、ジーパンにTシャッでチェック・インをしても、一見客の扱いしか受けぬのが普通だろう。
by hiriver
| 2012-12-25 21:50
| ペナン:日常ものおもい
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