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今回は、お土産の話。
といっても、たいした物を買ったわけではない。 お菓子、石鹸、陶器、アルコール。 ただ、アルコールで無茶をやっただけである。 まずは、ベルギーやスエーデンのチョコ類、オーストラリアのヌガーなど・・・ 〝なまこ石鹸〟 飾りにと「変~な陶器ば買ったばってん、飾りになるとかいなネ~」 話が変わるが、ヨメはチョコ・ポッキーが好きで、小腹がすくとよく食べている。 以前にも書いたと思うが、「ポッキー」という言葉はマレーシア語では、下半身の一物の意味らい。 それでマレーシアでは、グリコのポッキーは〝ロッキー〟の名で売られている。 免税の島ランカウイは、アルコールが極端に安いことはすでに書いた。 ペナンの三分の一以下である。 それで、ウィスキー好きの私が血迷った。 世界中どこも、ウィスキー類の持ち込みや持ち出しは、一人1ℓ以内、ビールならば一人6本以内、とほば決まっている。 ところが私は、ウィスキーとジンを合わせ8本8ℓと、ビールを数缶持ち出そうとしたのである。 過去のランカウイの旅はいつもフェリーだったので、荷物のX線検査もなく、じつにおおまんで簡単なチェックだけだった。 だがそれに比べると、飛行機の荷物検査はかなり厳しいということは知っていた・・・だから、横着をしたわけではないのだが・・・ そしていよいよ帰りの便の、空港でのスーツケースのX線検査と、手荷物検査の時がきた。 ヨメと私のスーツケースの中には、それぞれ4本ずつの酒瓶(計8本)と、ビールが数本ずつ入っている。 持ち出しオーバーもいいとこである。 まあ、注意されたら税金分を払えばいいや、と私は簡単に考えていたのだが・・・ ところがX線検査の前に来て、ビックリ仰天!の注意書きがあった。 それには、こう書かれていたのである〝酒の持ち出し違反者には酒量にかかわらず、RM10,000(30万円)の罰金!!〟と。 うふぇ~~~!!! ところがその注意書きが見えたのは、X線検査の自分達の番が来てからだった。 こうなればしかたなしと腹をくくり、エ~~イッ!ままよと、肝太のヨメが大きなスーツケースを2個かかえ上げ、X線のコンベアーの上に、ドスン!!と置いたのである。(2つとも重量制限ギリギリの重さ) 私は腰痛の持病があるため、我が家では重い荷物はヨメがいつも動かす。 それを見ていた検査官が・・・ 「オ~~!! ストロング・ウーマン!」と叫んだのである。 ヨメはこのタイミングを待ってたとばかりに・・・ 「そうよ! 私は力が余っているの!」 更に・・・ 「ランカウイは何度来ても素敵ネ~!!」 そして・・・ 「私達ペナンに住んでいるので、また来るわネッ!」と言った。 そしたら検査官が応じて・・・ 「オ~! ありがとう! また来てくれよナ~~ッ」と言った。 と、その時、検査官がX線の画面をにらんで、少し眼をむいたのだ!!(ヤ、ヤバ~ッ!) 検査官その表情を見たヨメが、今度はすかさず私に向かって・・・ 「ランカウイ、本当に素敵だったわよネ~~ッ!」と検査官に聞こえるように言った。 検査官、う~~ん!と唸っているようだったが・・・ 「OK!シー・ユー・アゲイン!!」と、笑顔で云った。 たぶんこの検査官、たった今、自分と心地よい会話をしていたヨメに〝ダメ出し〟は出来なかったのであろう。 私とヨメは・・・ 「サンキュー!!シー・ユー!」と同時に応えていた。 検査官のウインクに、こちらもウインクで返した。(黙認してくれたのである) もちろん酒代の損得もあるが、それよりも私の中の怖いもの見たさの性格が、今回のような無茶な事を、色んな場面で時々させる。 長年連れ添って、その辺のことは理解しているヨメは、「バカが、またかよ~ッ!!」と思いながらも、スーツケースへの荷詰めの時から付き合ってくれたのだ。 最悪30万円の罰金の金額の高さには、さすがにヒヤリとした! うむ~!次回は少し本数を減らそう!?(バカはなおらない!!) 絶対まねをせぬほうが、よろしいですゾ!!命が縮むかも!? ギャンブル好きな人は、罰金覚悟でど~~ぞ!! ついでに、今回の旅で友人となったレストランの日本人オーナーは「罰金を支払ったことがある」と云っていたことを付け加えておきたい。 その時の〝戦利品〟8本。 高級な酒を飲んでも高級な人間になるとは限らないので、私にはこの程度の酒がお似合いでなのである。 夜中に、この戦利品を飲む度に、あの恐怖の一瞬を思い出す。 それがいつまでも旅の思い出となり、酒の肴となる。 のど元、過ぎれば・・・、であろうか。
by hiriver
| 2011-02-06 21:34
| 旅行:ランカウイ島
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