福岡発:食べて、遊んで、旅をして (元:ペナンDeジャラン) 


早期リタイア、毎日が日曜日
by hiriver
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ランカウイ  2011年1月 (その2) 料理編 1

ランカウイには、海鮮中華料理の人気を二分する高級店がパンタイ・チェナンにある。
一つは〝オーキット・リア〟いま一つは〝ラマン・リア〟である。
もともとは、オーナーが兄弟であった。

兄は〝オーキット・リア〟を、弟は〝ラマン・リア〟を経営し、大繁盛していた。
双方とも、毎日1時間待ちが当たり前となる人気店である。

ところが弟はその繁盛店を、4年前に日本人に売った。
今回その日本人のオーナー夫婦と友達になり、いろんな話でおおいに盛り上がり、長時間酒盛りをした。
その話はすぐあとで。


まずは〝オーキット・リア〟から。
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  「ハイネケン・ビールとウォーターメロン・ジュース」
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  「タイガー・プロウン」
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  「カニ入りフカヒレ・スープ」
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  「厚揚げ豆腐のカニあんかけ」
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  「上海風焼きビーフン」
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  「空芯菜とニンニク炒め」
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噂にたがわず、どれも旨かった。
タイガー・プロウンはエビがダメな私がペロリと食べたほど新鮮だったし、フカヒレ・スープは抜群の味だった。

人種を問わず、人間の味覚は正直なもので、美味しい食事処には人は群がる。
廻りの店は空でも、美味しい店には値段に関係なく、開店と同時に人で溢れるのである。



そして、オーナーが日本人に変わった〝ラマン・リア〟

  「飲み物」
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  「アワビの土鍋煮」
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  「ハタの中華風あんかけ」
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  「モヤシのニンニク炒め」
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  「焼き飯」
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この店の料理は、オーキット・リアよりさらに私の口に合った。
それはそうであろう、日本人オーナーがさらに日本人の口に合うように、醤油ベース味の中華に変えている。

彼が4年前にこの店を買い取った当時は、こんな有名店でもやはり「味の素」を大量に使っていたという。
それを止めさせ、じっくりと時間をかけ今の味を作ったらしい。

彼は料理人でもなく、料理関係の仕事とも無縁だったらしい。
それでこの店を買い取った時、前からいるスタッフは、全員そのまま残したという。
どういう過程で、彼がこのレストランを買うことになったかは、長くなるのでここではよす。


彼がランカウイに移り住んだ話と、私がペナンでロング・ステイをする経緯がよく似ていた。
長時間話したその辺のことを書くと、これまた長~~~くなるので割愛する。

ほぼ毎日来るというイギリス人、ロシア人、フインランド人などの常連で各テーブルは賑わっていたが、我々夫婦と意気投合したオーナー夫妻は、私のテーブルにビールや焼酎やワインを次々に運ばせ、一緒に延々と酒盛りになった。

アルコールはオーナーのおごりで、飲めないヨメにはアイスクリーム・フルーツ・サンデーなどを持ってきてくれた。

話は、食、旅、ライフ・スタイル、以前の仕事、ランカウイとペナン、世界のお国柄の違いによる人の在り様、等々・・・

昔から私は最低条件として、年の差には関係なく、敬語で話しかけてくる人間としか会話はしないことにしている。
それ以外の恥知らずな人間と話をしても、時間の無駄だし有益とは思わないので無視をする。

オーナーは私より10歳くらい上だが、さすがに元は日本の大企業のオーナー社長、含蓄があり私と共通点も多く話がよく合った。
早期リタイアした今は、ランカウイに家を建て、レストランを買い、プール付きの貸し家を何軒も建て売り、船を買い、悠々自適である。

話は弾んだ・・・

そして時が来、またの再会を約束し、別れを告げた。

「さらば、また逢おう!」


by hiriver | 2011-01-31 21:36 | 旅行:ランカウイ島
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