カテゴリ
全体 日本あれこれ 旅行:ハワイ 旅行:西カリブ海クルーズ 旅行:フランス・パリ 他 旅行:エジプト 旅行:スペイン 旅行:イギリス ロンドン 旅行:アメリカ 旅行:スイス 旅行:イタリア 旅行:ドイツ 旅行:トルコ 旅行オーストラリア/メルボルン 旅行:ゴールドコースト 旅行:オーストラリア/パース 旅行:ニュージーランド 旅行:インド 旅行:グアム 旅行:バンコク 旅行:ベトナム:ホーチミン 旅行:カンボジア 旅行:中国 旅行:プーケット島 旅行:コタ・キナバル 旅行:ランカウイ島 旅行:レダン島 旅行:ジョグジャカルタ 旅行:サムイ島 旅行:バリ島 旅行:KLとマラッカ 旅行:ボルネオ島 旅行:シンガポール 旅行:ゲンティン・ハイランド 旅行:ジョホールバル 旅行:コタ・バル 旅行:クアンタン 旅行:ジャカルタ 旅行:スマトラ島(メダン) 旅行:台湾 ペナン:日常ものおもい ペナン:日常ドタバタ ペナン:日常ごはん ペナン:コンドミニアム ペナン:散策・運動 東日本大震災 北海道 東北6県を廻る 東京 名古屋 大阪 京都 沖縄 富士山・伊豆 軽井沢・上高地 立山黒部アルペンルート 足立美術館、出雲大社 三重:伊勢神宮 和歌山 四国 遍路の旅 有馬温泉、六甲山 岡山:倉敷 滋賀 阿蘇、内の牧温泉 阿蘇、火の山温泉 久住温泉 佐賀 長崎 山口 未分類 以前の記事
2024年 03月
2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... タグ
画像一覧
|
ランカウイには、海鮮中華料理の人気を二分する高級店がパンタイ・チェナンにある。
一つは〝オーキット・リア〟いま一つは〝ラマン・リア〟である。 もともとは、オーナーが兄弟であった。 兄は〝オーキット・リア〟を、弟は〝ラマン・リア〟を経営し、大繁盛していた。 双方とも、毎日1時間待ちが当たり前となる人気店である。 ところが弟はその繁盛店を、4年前に日本人に売った。 今回その日本人のオーナー夫婦と友達になり、いろんな話でおおいに盛り上がり、長時間酒盛りをした。 その話はすぐあとで。 まずは〝オーキット・リア〟から。 「ハイネケン・ビールとウォーターメロン・ジュース」 「タイガー・プロウン」 「カニ入りフカヒレ・スープ」 「厚揚げ豆腐のカニあんかけ」 「上海風焼きビーフン」 「空芯菜とニンニク炒め」 噂にたがわず、どれも旨かった。 タイガー・プロウンはエビがダメな私がペロリと食べたほど新鮮だったし、フカヒレ・スープは抜群の味だった。 人種を問わず、人間の味覚は正直なもので、美味しい食事処には人は群がる。 廻りの店は空でも、美味しい店には値段に関係なく、開店と同時に人で溢れるのである。 そして、オーナーが日本人に変わった〝ラマン・リア〟 「飲み物」 「アワビの土鍋煮」 「ハタの中華風あんかけ」 「モヤシのニンニク炒め」 「焼き飯」 この店の料理は、オーキット・リアよりさらに私の口に合った。 それはそうであろう、日本人オーナーがさらに日本人の口に合うように、醤油ベース味の中華に変えている。 彼が4年前にこの店を買い取った当時は、こんな有名店でもやはり「味の素」を大量に使っていたという。 それを止めさせ、じっくりと時間をかけ今の味を作ったらしい。 彼は料理人でもなく、料理関係の仕事とも無縁だったらしい。 それでこの店を買い取った時、前からいるスタッフは、全員そのまま残したという。 どういう過程で、彼がこのレストランを買うことになったかは、長くなるのでここではよす。 彼がランカウイに移り住んだ話と、私がペナンでロング・ステイをする経緯がよく似ていた。 長時間話したその辺のことを書くと、これまた長~~~くなるので割愛する。 ほぼ毎日来るというイギリス人、ロシア人、フインランド人などの常連で各テーブルは賑わっていたが、我々夫婦と意気投合したオーナー夫妻は、私のテーブルにビールや焼酎やワインを次々に運ばせ、一緒に延々と酒盛りになった。 アルコールはオーナーのおごりで、飲めないヨメにはアイスクリーム・フルーツ・サンデーなどを持ってきてくれた。 話は、食、旅、ライフ・スタイル、以前の仕事、ランカウイとペナン、世界のお国柄の違いによる人の在り様、等々・・・ 昔から私は最低条件として、年の差には関係なく、敬語で話しかけてくる人間としか会話はしないことにしている。 それ以外の恥知らずな人間と話をしても、時間の無駄だし有益とは思わないので無視をする。 オーナーは私より10歳くらい上だが、さすがに元は日本の大企業のオーナー社長、含蓄があり私と共通点も多く話がよく合った。 早期リタイアした今は、ランカウイに家を建て、レストランを買い、プール付きの貸し家を何軒も建て売り、船を買い、悠々自適である。 話は弾んだ・・・ そして時が来、またの再会を約束し、別れを告げた。 「さらば、また逢おう!」
by hiriver
| 2011-01-31 21:36
| 旅行:ランカウイ島
|
ファン申請 |
||