福岡発:食べて、遊んで、旅をして (元:ペナンDeジャラン) 


早期リタイア、毎日が日曜日
by hiriver
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トルコの旅 (3) トロイと食 

世界遺産〝トロイ〟

紀元前3000年から紀元400年もの間、繁栄と衰退を繰り返したトロイ。
トロイといえば「トロイ戦争」の伝説の中では、木製の巨大な馬「トロイの木馬」が、ギリシャ軍とトロイ軍の戦争を終結させる要因となったと、言い伝えがある。

さらに、トロイといえば10年ほど前にブラッド・ピット主演の映画「トロイ」が思い出されるが、まさに海岸のすぐ近くに城壁で囲まれた、古代の城跡が朽ち果て残っていた。

〝古代トロイの要塞の当時の見取り図〟
直径約300mの大きさ、映画を見た人は、当時の情景がハッキリと眼に浮かぶはず。(図の奥が海岸線)
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復元された〝トロイの木馬〟
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いまでは石の残骸が残されているだけだった。
さもあらん!5000千年もの悠久の時が流れ過ぎているのである。
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国破れて 山河あり
夢は 枯野を ・・・
の、世界が物悲しく残されていた。



 〝トルコの食、あれこれ〟

オプショナル・ツアーには参加せず、ヨメと二人だけで観光や街歩きをした際に、ちょっと立ち寄って食べたり飲んだりしたものの中から、トルコならではの有名なもの・・・

 トルコ風ピザ
トルコのパンの美味しさは世界的に有名、ピザも香ばしく有名。
薄生地にミンチがはさんであった。
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 ドネル・ケバブ
定番だが、表面の焼けた肉を削り取り、フランス・パンなどに挟んで食べるのだが、すごく旨い!!
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 トルコ・アイス
日本でも一時流行したが、アイスはゆうに1mは伸びる、美味しい。
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 EFESビール
トルコの国民的ビールで、口当たりがよく飲みやすく旨い。
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ヨーロッパ、オーストラリア、カナダには旨いビールが沢山あるが、これらを飲み慣れると、日本の混ぜ物のビールがいかに旨くないか良~く解る。

特にドイツでは、麦以外の物をビールに混ぜて、ビールとして売ると罰せられる。
ドイツの法律では、ビールと呼んでいいのは麦100%で造られたものだけ、と決められている。
ちなみに、日本で麦100%は、モルツとエビスビールくらいしかない。
だから日本のビールは、「ビールみたいな飲み物」と云われる。

 アイラン
ヨーグルトのジュースで酸味が強い、トルコ定番の飲み物。
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 ザクロ・ジュース
サンキスト・オレンジほどの巨大なザクロを、その場で絞ってくれる。
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 ヨーグルト・蜂蜜(正式名は忘れた)
固めのヨーグルトの上に、松の蜂蜜をかけ混ぜて食べる、とても美味しい。
松の蜂蜜は上品でコクがある、貴重品なのだろう高価。
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この他に・・・

スイーツ
ブランデー・シロップに漬けてたものが多く、ベチョベチョで歯が溶けるほど甘い。

杏とイチジク
収穫が多いらしく、半ドライ・フルーツにしたものがどこでも売られているが、半ドライにすることで甘さが増し、美味しいく栄養も豊かとのこと。

トルコ・コーヒー
粉っぽくザラザラし飲めた代物ではない、罰ゲームのときによい。
逆に、チャイ(紅茶)は極上の旨さ。

エキメッキ
フランス・パンのようなものだが、世界一美味しいといわれているパン、たしかに旨い。

オリーブ
トルコは日本の2倍の広さがあるが、たぶん、国土の7割くらいにオリーブが植えられている。
もちろん油も採るが、いろんな食べ方がなされていた。

さとう大根
初耳だったが、トルコの砂糖は、さとう大根から造られている。
見た目はスイカ大の岩のようだ、砂糖工場横はその岩山がいくつもできていた。

カボチャの種
カボチャも畑に延々とどこまでも植えられ、それが腐りかけていた。
熟成させているらしく、種を食用とし実は捨てる。
お店では、カボチャに限らず、いろんな食用の種や、ドライ・フルーツが豊富だ。

この国の大地の豊かさ、自然の力は凄い。
野菜は新鮮で味が濃い!果物は糖度が強く、大きく育つ。

食育が良いせいか、ことのほか人が優しい!
ヨメと二人で自由行動をして迷ったりしていると、すぐに周りの人が寄ってきて助けてくれた。

若い女性はみな、息をのむほど美しく(私が廻った国の中では世界No1)スタイルがいい。
この国の男性が羨ましい・・・すぐにでも住みたい!と妄想する。

トルコは、昔の穏やかだった頃の日本を感じた国だった。
そのうち、また訪れねばなるまい。

それと3000Kmもバスで移動すると四季があった。
半袖でもよい春と夏の気候の地、紅葉の秋の地、小雪舞う冬の地・・・そでぞれを体験した。
夏服から(とくにシンガポールで必要)、マフラー、手袋、フリースの冬服まで・・・私もヨメも福岡出発時には、大きなスーツケース(日本で今回新調した最軽量品なのに)が、2つともすでに20Kgを超えていた。


最後に別件を付け加えるが、飛行機はシンガポール航空だったので、飲み物サービスの際ビールやワイン以外に、カクテルのシンガポール・スリングをよく飲んだ。

このカクテルはシンガポール航空でしか飲めないし、頼むとワゴン・サービスではなく、別途ちゃんとシェイクして持ってきてくれる。
シンガポール航空が世界の航空会社に自慢する、自信の一品だ。

シンガポール・スリングはさっぱりとして飲みやすく、後味にほのかなパイナップルの香りが口に拡がるかが勝負のカクテルだろう。
このカクテルのレシピは数種あるが、ドライジンとチェリーブランデーとソーダがベースで、それにパイナップルかレモンのエキス、さらにシロップ、ets・・・
このカクテル発祥地のシンガポール・ラッフルズ・ホテルでも何度か飲んだが、パイナップルが香る。

シンガポール航空自慢のこのカクテルは、何回頼んでも乗務員は喜んで持ってきてくれる。
シンガポール航空は、サービスとこのカクテルが売りの航空会社である。

だからシンガポール航空に乗った際は、卑しいが何杯も飲むようにしている。
福岡からシンガポール間で2杯、シンガポールからイスタンブールまでに3杯、行きだけで計5杯。
だから、往復で10杯。

旨い!
ごちそうさま!!


次回は、世界の7不思議の一つ〝エフェソスのアルテミス神殿〟


by hiriver | 2010-11-22 00:01 | 旅行:トルコ
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