福岡発:食べて、遊んで、旅をして (元:ペナンDeジャラン) 


早期リタイア、毎日が日曜日
by hiriver
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いろんな思いの中で決断  ペナンを去る

私ら夫婦にとっての、重大発表をしたい。

〝来月末(5月末)をもって、ペナンを引き揚げることにした〟

日本へ戻る。

その第一は・・・ヨメも私もすでに父を亡くしているが、残る母は双方とも多くの病気をかかえ老い先短くなり、看取る時期が近づいてきた。

その第二は・・・もうそろそろペナンは充分で、次はハワイあたりにと・・・

その思いは下記に。

ペナンでのロングスティも、もうすぐ7年を迎えようとしている。

この一年、この先をどうするかヨメと悩んだ。

若い時分から、50歳を過ぎたら早期リタイアをし、海外で暮らすことを夢見てきた。

そしてその地をどこにするかの選別のために、20代後半から海外旅行を年に何度もおこなった。

候補地は温かい所を中心に、ハワイ、グアム、サイパン、ロタ、フロリダ、カナダ、ポルトガル、オーストラリア、バンコク、KL,ペナンなどを時期をずらし数回訪れ、短期であるが暮らしてみた。

もちろん上記の国や島だけではなく、他のたくさんの国や都市も観て回った。

そして結果、日本に年二回戻るのが簡単で、物価が安く、治安が良い南国常夏のペナンに決めた。

それと結果的に、ペナンに長期暮らすことができた決定的な理由は、すべての条件が揃う環境の、現在住んでいるコンドに巡り合えたことだった。

天をもつく静かな最上階で、プールやテニスコートやジムがあり、部屋の目の前には海とジョージ・タウンが拡がり、圧倒的な朝陽と夕陽とネオン煌めく夜景が毎日見られ、スーパーやデパートが入る巨大ショッピング・モールが隣接し、部屋は3ベット・ルーム、2バス・ルーム、リビング、ダイニング、キッチンなどが揃っている・・・過去いろんな都市廻ったが、これほどの条件のコンドミニアムはあまりなかった。

ハワイやフロリダやモナコやニースなどにはたしかにあったが、ビーチ沿いの便利な場所で小奇麗なコンドは、1LDKの間取りでも、毎月の家賃はゆうに50万円以上はする。

仮に価格がもう少し安くとも、見晴らしも悪く、不便な場所の1LDK程度の狭いコンドなんかでは暮らそうとは思わぬし・・・

そのてんペナンで暮らしたいまの物件は、3LDKという十分な広さの素敵なコンドだったので、快適で満足ゆく生活が送れた。
多分、いまの倍の家賃を要求されても、なんの迷いもなく支払ったと思うコンド環境であった。


ペナンでのセカンド・ライフの第一の目的は、ペナンのコンドをベース基地と考え、このコンドからいろんな国を旅することであった。

そして目的通り、世界中を短期で、中期で、長期で旅し、充分に堪能した。
ところがいまでは、ペナンから行けるところはほぼ行き尽くしたし、そして何度も再訪する国や都市がでてきだした。

とくに東南アジアの国々の、安油を使った地元食にはウンザリし、自分の身体に毒を貯めてゆくような食材を使った料理が嫌になった。

農薬や抗生物質まみれの食材が多いので、日本に比べると圧倒的に長寿の人間は少ない。
大量の農薬と抗生物質の食材による、味の素まみれの東南アジアの料理はもういい。

そんなことを含め、この6年の間、毎月1~2回はしていた旅をここ数ヶ月間ストップしたというか計画しなかった。


母親の現状や、ペナン暮らしでの食への不満や、ペナンからの旅の飽和状態が、次の人生へのステップを決断させた。

今は、アメリカ圏で暮らすような旅をしたいし、スペイン、ポルトガル、地中海クルーズなどに心ひかれる。

ペナンからは、とくにアメリカ圏への旅は飛行機が不便極まりなく、というかまったくないのだ。
次はハワイを行き来したいので、ペナンを去る選択しかなかった。

もし、またいつかペナンに戻りたいと思えば、私にとってペナンは勝手知ったる第二の故郷なので、住む段取りはすぐに済む。

そういうことで、5月末にて我が夫婦のペナンでのロングステイは終わる。

だが当然、私のブログはいままで通り、4日に一回程度はUPしてゆくつもりだ。

〝ペナンDeジャラン〟のタイトルは今後も残し、前後に少し言葉を加えたタイトルを考えている。
だがそれは、福岡に戻ってからだ。

読者の皆様、今後とも宜しく。
次回のUPは、5~6日後になるかも・・・



by hiriver | 2013-04-24 21:50 | ペナン:日常ものおもい
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