福岡発:食べて、遊んで、旅をして (元:ペナンDeジャラン) 


早期リタイア、毎日が日曜日
by hiriver
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ペナンの食の安全性と抗生剤

ペナンでもスーパーなどで売っている食品関連には、もちろん消費期限が書かれている。

だが・・・
初心者の日本人ロング・スティヤーの多くが、一度や二度は食中毒やひどい下痢にかかる。
また時として、外食などでやられ死者が出ることもある。

まあしかし、日本人のロングスティヤーのほとんどは、私ら夫婦みたいに早期リタイアではなく、いまでは70歳前後になる定年退職者組なので、いつあの世に行こうと寿命みたいなものと思うのだが・・・

マレーシアの消費期限、とくになま物の消費期限は、常識の範囲を大きく逸脱している。
たとえば、腐敗の速さでは代表格であろう豆腐や牛乳の消費期限は、1ヶ月~1ヶ月半先の月日が書かれている。
日本ではとても考えられぬ、非常識な期限である。

私は日本人の常識として、どんなに長くとも、豆腐も牛乳も購入して5日を超えると処分する。
それは、こういゆうことが以前に数度あったからだ。

まだ1月ヶ半先の消費期限がある豆腐を購入し、それを一週間後に開封したところ完全に腐りビョ~ンと糸をひきまくっていた。
牛乳も1ヶ月先の消費期限あるものを買い、5日後には腐り果てヨーグルト状の塊がドボドボと出てきた。

最初はたまたま、偶然早く腐ったのだろうか?と考えた。
が、しかし、三、四度と同じ経験をすると、マレーシアの消費期限をまったく信用せぬようになった。

だってそうだろう・・・
普通に考えても、豆腐のパックにオーガニックと大きく書かれているのに、1ヶ月半先の消費期限はありえぬだろう。
1ヶ月半先までOKならば、防腐剤浸け状態でパックに入っているのだろうもん。
そしたらそれはオーガニックであるハズがなく、薬品浸け豆腐と書けよ。

もっともマレーシアでオーガニックなどと云われても、どんな商品であれ、ほとんど気休め程度しか信用していないが・・・

ロングスティ当初、牛乳のヨーグルト化では何度か痛い目にあった。
料理の時にパックから直接牛乳を調理中の鍋やフライパンに入れ、腐った塊がドロ~リと流れ出、料理を数度捨てたことがある。
それ以来、買ってきた初日でも、一度コップに移し使用するようにしている。

ペナンに来ていつまでも下痢をする人間は、経験則が足りぬのと不注意からだろう。

たとえば、いくら冷蔵庫の中とはいえ、切り置きした果物は(スイカやパパイアやメロン系)はせいぜい4日しかもたず、よ~く見ると5日目には表面は腐りだしている。
とくにメロン系は3日目でもアウトのことが多い。
茹でた野菜(ブロッコリー、人参、カリフラワー等々)も4日目には表面が腐りだしたりドロリとしたカビが生え出す。
こんな物をなにげに食べるから、しょっちゅう下痢をするのだ。

とはいえ、外食の時は何を喰わされているか解らぬ。
私がよく誉める、gホテル内の日本の食事処「味楽」でも、過去に何度も腐った料理が出てきた。
ほとんどが煮物系の作り置きの料理とか、長期使用する漬物であった。
逆に云うと、味楽でさえこうであるから他店はなおさらである。

暑い国の食生活は一歩間違うと怖いので、注意が必要だ。
だがいくら注意しようと、アウトになる時がある。

私はその時のために、通常の下痢止め以外に抗生剤の中でも最終兵器といわれる抗生剤を、日本の病院でもらってきて常備している。

軽い下痢くらいならいいが、食中毒にかかると目の前に死が待っている場合がある。

私はセカンドライフを始めて、のたうち廻るというか、便器と添い寝をしたというか、死神に連れて行かれそうになった食中毒に3度なっている。
ペナンとバンコクとカンボジアで一回づつだ。

体力が全てそがれ、もうほとんど意識がなくなり、便器を抱いて倒れている状態で、意識がドロドロの中、ああ、これはダメだなと思った。
そりゃそうだろう、しまいには熱が出、身体は震えだし、出る物がなくなり、胃液からも尻からも血が混じりだしたのだ。

でも抗生剤の中の最終兵器と呼ばれるクスリが、私の命を救った。
ああこれはダメだなと思って、このクスリを飲んで2時間後くらいには今までの事が嘘のようにケロりとしていた。
尻の穴はタダレて手も付けられない状態だったものが、紙で触れてもなんともないからアラ不思議。
その上、空状態の胃が、腹がへったと言っている。

もっと早くクスリを飲めよと思われようが、吐いている最中に飲んでも、すぐにクスリを吐き出して効果がないのだ。
それとこのクスリは強烈なので、逆に日頃の少しの下痢くらいで乱用すると、いざ!という時に効かなくなるらしいので、死の寸前まで待つ必要があるのだ。

ホンマか?とお疑いだろうが、さてどうだろう・・・話の成り行きだ・・・

話が長くなったのでここまでとしたい。
ただ最後に、私はどこへ旅をするにも抗生剤を持参することだけは忘れない。

下痢、食中毒、風邪、切り傷(破傷風)、等々危険な時を一瞬で救ってくれ、ほんと~に頼りになるからだ。
インドなどの海外旅行先に限らず、これまでにどれほど助けられたことか。

抗生剤がなかったら、いままでに私は6度は死んでいるゾ!
これも、ホンマか~ッ!??

フ、フ、フッ、七転八起まで、あと一回ある。
意味不明・・・


by hiriver | 2013-03-14 21:50 | ペナン:日常ものおもい
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