福岡発:食べて、遊んで、旅をして (元:ペナンDeジャラン) 


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インドの旅  チェンナイ (1)


インドのチェンナイへ、4泊5日の旅をした。
チェンナイはインド南部に位置し、700万人を超えるインド第4の都市である。
インドの旅  チェンナイ (1)_f0155477_1031569.gif

紀元前2500年(インダス文明)に発するインドは、人類起源の地域の一つと言っていいであろう。
この数千年の間、ほとんど変わらぬ生活をしていると思われる人達をたくさん見た。

この底知れぬ深い国インドを数日間旅しても、ほんのうわべを舐める程度しか理解できないであろう。
だが、現地で肌に触れ、観ることにより、数多くのことを感じることはできた。

〝神々と信仰の国〟〝喧騒と貧困の国〟といわれるインド。
そこに宿るパワーには、圧倒的な破壊力と、神の存在が確かにあった。



私は、インドにはとても住むことはできない。
物乞いが多く、貧困者は想像を絶するくらい貧困であった。

街の中心部の空気は排気ガスで汚れ、チェンナイ全体が、ゴミ捨て場の中に存在していると言っていいくらい、ゴミや汚物で汚れていた。
そして当然のように、こじき、牛、犬、ヤギなどが徘徊していた。

だがこの街の人達の深い優しさと、美しい笑顔に数多く触れ、大好きな街となった。
それとインドでは、英語が普通に通じるので旅人には楽であった。

でもなぜかこの街で、日本人はもちろん、白人、中華系、東南アジア系に出逢うことは皆無だった。
だからかインドの人達は、我々夫婦を違う動物を見るかのように、不思議そうに見ていた。

しかしそれを嫌に感じたことはなかった。
まるでスターを見るように、目を爛々とさせ、手を振り笑顔なのである。

それは現地で申し込んだバス・ツアーで、田舎の観光地を廻るほど強くなった。
各地で会うインド人の旅行者が、一緒に写真に写ってくれと、お願いしにくるのである。

各地で、次々と彼らはきた。
「そんなにオレらは、いい女、いい男に見えるのかナ~??」とヨメに、私は言った。

同行したツアー客は4家族10名で、みなインド人であった。
もちろん彼らにも写真を撮られたし、E・メールの交換までせがまれた。

一緒に撮った写真を転送したいし、メール交換も続けてくれ、という。
なんなのであろう?

過去の経緯による、対中国、対ネパール、対チベット、対日本の感情などが大きく反映しているのであるが、この話に触れると長くなるので止めたい。



宗教にすこし触れると・・・

意外に思われるかもしれないが、〝ブッダ〟の生地(2500年くらい前に誕生)インドの仏教の信徒数は、全人口の1%にも満たず、80%がヒンドゥー教である。
〝ヒンドゥー〟は「India」の語源で、要するにヒンドゥー教はインド教ということである。

イスラム教も15%くらいと多く、あとはキリスト教、ジャイナ教、スィク教などで、無宗教の人間はありえないといわれている。



服装にすこし触れると・・・

チェンナイでは、女性のパンツ、ジーパン、スカート姿は一人も見なかった。
100%、民族衣装のサリーか、パンジャビードレスだった。

男性は、わりと自由な格好をしていたが、私みたいに半ズボン姿は皆無だった。
それとインド南部の都市チェンナイでは、頭にターバンを巻いている人に出逢わなかったのが意外であった。
インドのどの都市でも、多くのインド人は、頭にターバンを巻いていると、私は勝手に思い込んでいたのだ。



携帯電話は、99%の人は持っていないだろう。
だから、一緒にツアーに行ったインド人は、そうとうに裕福である。
携帯電話も、パソコンも、デジタル・カメラも持っているのだ。

とは言え、2食付きの一日バス・ツアー(早朝6:30~夕刻7:30)が、一人375Rs(750円)で広範囲を移動し、いろんな所を見て廻る。
強烈な物価の安さである。

でも、その金額も出せない人達が多いのである。
なにせ多くの人が、電気も、ガスも、水道もない生活をしている。



インドのカレーは、当然美味しかった。
チャーイ(ミルク紅茶)も、美味しかった。
インドの旅  チェンナイ (1)_f0155477_166115.gif

一皿20円のこのグリーン・ピースとジャガイモのカレー、日本のカレーを美味しく、美味しく、美味しくした感じ。
あまりの美味しさに、3皿食べた!

次回から旅の模様をUPしたい。


by hiriver | 2010-05-23 09:07 | 旅行:インド チェンナイ
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